2021年01月04日更新

注文住宅の購入までの段取りは?

理想のマイホームを入手するにはハウスメーカーに、注文住宅の建築を依頼するのは理想的な選択肢です。ハウスメーカーには、個人差の大きい注文住宅についての建築してきた実績があり、コストを抑制した方法論やノウハウの蓄積があるからです。
しかしハウスメーカーを利用した注文住宅のスケジュールにつき、具体的イメージを抱くのが難しいのが現状ではないでしょうか。そこで、ハウスメーカーに依頼したときの段取りや打ち合わせのポイントを検討してみます。注文住宅を完遂するまでは長丁場、できるだけ不安を払拭して、家づくりに取り組めるように準備を怠らないことを心掛けましょう。

まず適当な底地を所有していないなら、土地探しから着手することになります。
このときは具体的にイメージして土地探しをすることがポイントです。土地探しは不動産会社に申し込む方法のほか、ハウスメーカーが土地探しをサポートしてくれる場合もあります。希望の土地が見つかったら、売主に購入の申込みを行います。建物と一緒に土地も住宅ローンで借入する場合は、この段階ではハウスメーカーなども決めておきたいところです。住宅ローンの審査にあたっては、建物の概算見積もりラフプランなども必要になるからです。

その後は金融機関に住宅ローンを申込み、融資のための事前審査を受けることになります。事前審査に必要な書類は金融機関により異なるので、事前に確認しておき不測の事態が無いように注意しましょう。審査にあたっては融資の審査の資料としてたたき台となるラフプランを作成しておいてもらい、あわせて提出すれば審査もそれだけはかどります。
土地の売買契約・建物のプランが確定すると、ハウスメーカーと建物請負契約を締結となります。建物建築の前には必要に応じて、地盤調査を行い基礎部分の地盤改良工事などが必要になることもあります。建築請負契約を締結し、プランも確定すると役所や専門機関に、建築基準法などに違反していないかをチェックする検知器確認申請を行います。この申請が通過したら住宅ローンの申込みを行い、本審査をうけます。
住宅ローンで融資が実行されたら、ようやく建物工事の準備が整うので必要に応じて上棟式や地鎮祭などを行い、建物建築工事に着工することになります。施行期間は4~5ヶ月ほどになり、工事中は時々現場に明日を運んで進捗状況を確認してください。いよいよ新居が完成したら終了検査を行い問題がなければ引き渡し、新生活の開始となります。