住宅展示場の賢い見学方法

2020年10月25日更新 住宅展示場

ハウスメーカーとは注文住宅をメインに、建売住宅なども販売する住宅供給を専門に取り扱う会社のことです。住宅建築の実績が豊富で技術水準も高いので、汎用性の高い家づくりに対応できるのがメリットになります。
なかには積極的にテレビCMなどに広告費用を投入していたり、イメージキャラクターを活用したりと名前を耳にしただけで、マイホームのイメージについてアウトラインを描くことの可能なハウスメーカーも存在しています。
しかし実際に自分のライフスタイルや理想像に応じた家づくりに対応してくれるハウスメーカーにたどり着くのは、それほど簡単ではありません。

マイホームのイメージを具体的にもつには住宅展示場に建設されているモデルハウスは、訪問するだけでも裨益される部分が多いのは確かです。
理想のマイホームを達成するには、住宅展示場を訪問するのはマストといっても過言ではありません。そこで住宅展示場を見学するときのポイントや注意点を御紹介します。
住宅展示場で展示されているモデルハウスの特徴は、購入するモチベーションを高めるために各種の設備や内装などは標準仕様だけでなく、オプションがプラスされていることが多い点にあります。モデルハウスを目の当たりにすることで、各ハウスメーカーの主力商品の実物を確認することができるのは大きなメリットなのは確かです。
しかしモデルハウスどおりの仕上がりを、標準仕様の価格帯で実現できるかは、また別の話といえます。もちろんなかには、標準仕様をモデルハウスに反映しているハウスメーカーもありますが、営業担当者にオプションの有無や実際の坪単価などはしっかりと確認する必要があります。

そして住宅展示場でモデルハウスを訪問したときは、絶対に生活動線を確認することは忘れないで下さい。生活導線とは家事するときに移動する経路の軌跡のことです。実際に家事をすることを想定して、キッチンやリビングなどを移動してみれば使い勝手の良さを確認することが大事です。帰宅後に比較対象できるように、モデルハウスを訪問したときはパンフレットを持ち帰るようにしましょう。
そのときの営業担当者の話しぶりや対応も確認することで、自分にあったハウスメーカーかどうかも大方見等をつけることも出来るはずです。
多忙で直接訪問できないときなどは、VR見学でもある程度代替出来ます。VR見学は写真で確認するにとどまりますが、気になる物件を提供するハウスメーカーから当たりを見つけるというのも、ハウスメーカー探しの有力な方法です。